生活社会教育コース
人間生活とその基盤となる人間社会を創造していくための豊かな教養と実践的指導力をもつ教員を養成します。
2年生以後に社会科教育または家政教育のいずれかを選び、社会科教育系では法律学政治学・社会 学経済学・哲学倫理学・歴史学・地理学及び社会科教育学を、家政教育系では、食物学・被服学・住居学・保育 学・家庭経営学及び家庭科教育学について深く専門的に探求します。
社会科教育系
法律・経済・哲学倫理・歴史・地理・社会学の各領域に社会科教育学を加えた7名の専任教員を擁し、小学校に加えて中学校(社会)と高校(地理歴史・公民)の教員免許状を取得できます。
3年次からは専任教員の指導のもとで各領域の専門的な研究を行い、卒業論文を作成します。知識の「獲得」と同時に「獲得方法」「創出方法」を学べるところが社会科教育系の特徴です。卒業後は教員の他、地方公務員や一般企業に就職しますが、近年は教職大学院を含め大学院進学も増えています。
家政教育系
人間生活の基礎となる家庭生活をよりよいものとするために、生活活動を自然科学、社会科学、人文科学の側面から総合的に学習します。具体的には、生活の自立に必要な被服、食物、住居などの領域における知識や技術、家庭の機能としての家族や家庭経済・経営、保育の領域についての知識、および「人とモノ」の複合的な問題としての生活・環境などについて、理論に加えて実験・実習の指導を行います。
ここで得られた成果を教育に活かすことができる小・中・高等学校教員の育成を目指し家庭科教育指導法を学びます。また、生活者の視点から企業・行政においても活躍できる人材の養成も目指しており、教員をはじめ、各分野に就職する事もできます。
教員紹介
活躍できる分野
小学校の教員/中学校や高等学校の社会科・家庭科の教員など
取得可能な資格
小学校教諭1種免許、中学校教諭1種免許(社会、家庭)、高等学校教諭1種免許(地理歴史、公民、家庭)
定員
16名