先生になるための第一歩(教育実習)
教育実習の概要
小・中学校等の教師になるには教員免許が必要で、この免許取得のために大学での教育実習が義務づけられています。小学校、中学校、幼稚園、特別支援学校等の実際の教育現場で「先生」としての仕事全般を経験し、教師に必要な知識や技術を実践的,多面的に学ぶのが教育実習と言えます。
山梨大学教育学部学校教育課程では、附属4校園(幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校)及び市内の協力校と連携し、教育実習を行っています。
観察実習(2年次)
先輩の教育実習の様子を観察し、翌年に実施する教育実習の具体的なイメージをつかみます。学校現場を各自の専門分野から観察することを通して、大学での学びに関する課題意識を高めます。
事前指導(2年~3年次)
教育実習に先立ち、2年次後半から教育実習前までの期間、大学教員、附属学校教員、4年次生(前年度実習生)の指導・助言を受けながら指導案の作成や模擬授業にグループごとに取り組みます。
教育実習(3年次)
教育実習では、授業を参観したり、実際に授業の計画を立て、実践したりします。また、子どもたちと学校生活を共にします。学校教育活動に実践的にかかわることで、学びを深めていきます。
事後指導(3年次)
教育実習の内容を振り返りながら、実習の目標や課題を相互に確認したり、検討したりします。また、先生になることをめざして互いに意識を高めていく場でもあります。
模擬授業室
教育実習で実際に授業をする準備のための場として模擬授業室が設けられています。小・中学校の教室にあるような黒板、電子黒板などの視聴覚機器、教科書や資料DVDなど用意しているので、授業の練習や教材研究、教材作成等をすることができます。
教育実習体験
教育実習の様子を動画で見てみましょう。