教育学部について
理念・目標
人間の”生”に寄り添い、支える教育の担い手を育成
教育学部は、幼小発達教育コース、言語教育コース、科学教育コース、生活社会教育コース、芸術身体教育コース、障害児教育コース、山梨県小学校教員養成特別教育プログラム※の6コース1プログラムにて構成されており、子どもの教育に対する情熱と豊かな人間性をもち.教職・教科に関する専門的知識・技能を身につけた、探求心溢れる人材を養成します。
また、少人数グループワーク型基幹授業群を軸とした手厚い指導体系により、広い視野で子どもの発達と教育への理解を深めながら、実践的な指導力を養います。
※2025年4月入学生から山梨県小学校教員養成特別教育プログラムはやまなし小学校教育コースへ名称変更となり、計7コースとなります。
学部長メッセージ
より良い教育の探求を全力でサポートします
教員は誰しも、良い教育をしたいと考えることでしょう。それでは、どのような○○○の教育が良い教育でしょうか。その教育が他のあり方よりも良いといえるのはどうしてでしょうか。そもそも、○○○とは何であって何ではないのでしょうか。いかなる教育こそが○○○の教育と呼ぶに相応しいのでしょうか。また、そのような教育はどのようにすれば可能となるでしょうか。何をめざし、何を、どう教えるとよいのでしょうか。(○○○に各自何らかの校種や教科等を入れて考えてみていただけたらと思います。)
教員になるまでに、また教員になってからも、これらの問いに対する自らの答えを成長させていくこと、さらには自ら新たに問いをうみだし挑んでいくことが必要でしょう。問うこと、繰り返し問い直すことが大切でしょう。
山梨大学教育学部には小学校、中学校、幼稚園、特別支援学校、さらには高等学校などの教職をめざす学生諸君が集まっています。より良い教育を探求する学生諸君の取組を私たちは全力でサポートします。
〈少人数グループワーク型基幹授業群〉を中軸とする体系的な教員養成カリキュラムでは、理論と実践の融合を重んじています。1年次から教育現場に触れられるとともに、専門的な学修をはじめられます。また、本学部は様々な校種や教科の教員免許状に対応しており、多様な学問分野のスタッフを擁しています。1対1.4という教員と学生の人数比率も生かし、一人ひとりの問題関心に寄り添って懇切丁寧にバックアップします。
教員の養成を大学で行うことの意味、他の学部ではなく教育学部で行うことの意味、そして、山梨大学教育学部だからこそできる教員養成のあり方を私たちは大事にしています。本学部のスタッフもまた冒頭の一連の問いを探りつづけています。山梨大学教育学部は教職をめざす皆さんの期待にこたえられるものと信じています。
沿革
寛政7年(1795)12月 | 江戸昌平こうの分校として甲府学問所徽典館設立 |
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明治6年(1873)5月 | 開智学校 |
明治7年(1874)3月 | 師範講習学校 |
明治8年(1875)3月 | 山梨県師範学校 |
明治14年(1881)8月 | 山梨学校 |
明治15年(1882)10月 | 徽典館 |
明治19年(1886)12月 | 山梨県尋常師範学校 |
明治31年(1898)4月 | 山梨県師範学校 |
大正10年(1921)4月 | 山梨県実習補習学校教員養成所 |
昭和2年(1927)3月 | 実習学校教員養成所 |
昭和10年(1935)4月 | 山梨県青年学校教員養成所 |
昭和18年(1943)4月 | 山梨師範学校(官立) |
昭和19年(1944)4月 | 山梨青年師範学校(官立) |
昭和24年(1949)5月 | 山梨大学学芸学部設置 |
昭和41年(1966)4月 | 学芸学部を教育学部に改称 |
昭和42年(1967)4月 | 教育専攻科設置 |
平成7年(1995)4月 | 大学院教育学専攻科修士課程設置 |
平成10年(1998)4月 | 教育学部を教育人間科学部に改組 |
平成22年(2010)4月 | 教育学研究科の中に新たに「教育実践創成専攻」(教職大学院)を設置 |
平成28年(2016)4月 | 教育人間科学部を教育学部に改組 |