教育学部主催「第3回高校生のためのミライの先生セミナー(略称 ミラせん)」に県内外の高校生62名が参加
2025年8月11日(月・祝)に、甲府キャンパスにおいて、本学教育学部主催「第3回高校生のためのミライの先生セミナー(略称 ミラせん)」を開催しました。
山梨大学教育学部は教育現場における教員不足を少しでも改善するために、山梨県教育委員会との連携のもと、教職に興味・関心を持つ県内外の高校生を対象に、教育や教職について学びながら、教員の魅力を共有し、「先生としてのミライ」について交流する機会として、年4回のセミナーを企画しました。
第3回となるセミナーには、山梨県内外から 62名の高校生が参加し、学び①では「子どもが主体となる深い『学び』とは」をテーマに梶原 郁郎教授(大学院教育実践創成講座)の講義、学び②では「ICT活用で変わる子どもたちの『学び』」をテーマに三井 一希准教授(附属教育実践総合センター)の講義を聴きました。
参加した高校生からは、学び①では、「子供に何か考えさせるためにはまずは先生自身がよく考えておかなければならないという、当たり前すぎて今まで気づけていなかったことに気づけた。」、「実際に、頭骨を触ったり、考えることが多かったり、とても楽しかった。楽しい授業をするためには、無知を調べ、予想や思考をしておくということが大事だとわかった。」、「生徒の『思考力』を磨ける授業であり、これがこういう形をしているから、この動物はこうなんだよという論理的に説明がついて、その役割についてさらに学びを深めることができた。興味深く、面白い授業だった。」、学び②では、「ICT分野のお話が聞けて、それをどのように学校の授業に生かしていくかということを考えることができた。」、「主体的な学びについてより具体的に知り、現代の小学生の学び方を自分たちの頃と比較して考えることが出来た。」、「ICTを活用した教育が現在どこまで進んでいるのかを知ることができた。そしていろんな人と意見を交換し、情報活用力を中心としたこれからに必要な教育について考えることができた。」などの感想が寄せられました。
第3回を受講して、「教員になりたい気持ちが強くなった」という高校生は85%(第1回94%、第2回95%)、「参加してよかった、少しよかった」と感じた高校生は98%(第1、2回ともに100%)と大変好評でした。
休日にも関わらず、参加してもらった62名の高校生の皆さん、本当にありがとうございました。
山梨大学教育学部は「ミライの先生」を目指す皆さんにこれからもエールを送り続けます。
次回はいよいよ最終回です。
「第4回高校生のためのミライの先生セミナー(略称 ミラせん)」は2025年9月15日(月・祝)に開催を予定しています。
次回の申込はこちら。