令和５年度　山梨CST認定証の授与が行われました

　3月26日（火）教育学部理科演習室において，山梨ＣＳＴ認定証の授与が行われました。

　山梨ＣＳＴ（コア・サイエンス・ティーチャー）養成プログラムを修了した教育学部4年生1名，3年生1名に対して，山梨CST養成事業実施主担当佐々木智謙准教授から山梨ＣＳＴ（学生）の認定証が授与されました。

　山梨ＣＳＴ養成プログラムは，山梨大学と山梨県教育委員会が連携し，地域の理科教育において中核的な役割を担う小・中学校教員となる山梨ＣＳＴ（コア・サイエンス・ティーチャー）を養成するもので，所定のプログラムを修了し，認定基準を満たした学生のみが認定される資格です。

　山梨大学では，山梨県教育委員会と連携し，平成21年4月からプログラムの開発と実施をスタートし，このたび新たに2名の山梨ＣＳＴ（学生）が誕生しました。

　佐々木智謙准教授から，「みなさんは授業以外にこのＣＳＴの9つのプログラム460時間を受講してきたことで自分に付加価値をつけてきた。教員としてまた行政に携わる者としてもこのＣＳＴプログラムで得た経験は強みであるので，この経験を活かしていってほしい。」とのはなむけの言葉がありました。

　学生からは，「山梨ＣＳＴ養成プログラムでしか学べなかったことも大変多く，自分の引き出しが増えたと感じている。これからの自分の糧にしていきたい。」「中学校理科の教員を目指しているので，このＣＳＴプログラムで得た知識と経験を，どうやって教育現場に活かしていくかを考え，実行していきたい。」という抱負と強い熱意が示されました。

　山梨ＣＳＴ養成プログラムについて，詳しくは山梨ＣＳＴホームページ「りかにやまなし」で閲覧できます。なお，同プログラムを修了した現職教員も2名おり，山梨CST（現職教員）の修了証が授与されています。