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附属教育実践総合センター教職支援室「第2回教職支援セミナー」を開催しました

附属教育実践総合センター教職支援室では,11月21日(水)に第2回教職支援セミナーを開催しました。

前一宮西小学校校長,元山梨県総合教育センター副所長で,現在,山梨県立博物館勤務の内田淳先生を講師に迎え,「これからの道徳教育とは」をテーマに講演を行いました。「道徳教育とは何か」という基本的な事項の確認から始まり,教科化された「道徳の時間」~特別な教科「道徳」~について,そして実際に道徳科の授業をどのようにつくっていくかについて,キーワードや構造図などを使いながら,非常にわかりやすく教えていただきました。

当日は,学部の3,4年生,そして専攻科の学生・大学院生・内地留学生まで計23人が参加しました。内田先生は,これまでの実践をもとに,具体例を交えながら,穏やかな語り口の中にも,ご自身の道徳に対する,また教育に対する熱い思いを感じるような講演をしていただきました。参加者は,「道徳科」のキャッチフレーズである「考え,議論する道徳」とは何なのかについて学ぶとともに,道徳教材の読み取りから「中心発問」を考えるという作業に取り組むことによって,教職への意欲を高めることのできたセミナーとなりました。

 

 

受講者アンケートから

  • 道徳教育について,今まで難しいと考えてきたことが,すっきりと理解することができました。
  • 道徳教育は,学校教育全体で行っていくものであるということを学びました。
  • 特別な教科である「道徳」について,目標や内容の構造・授業のつくり方など,大変参考になりました。
  • 児童生徒の心を育てる道徳科の授業のためには,道徳科の基本を押さえつつ,題材に何を選ぶか等,要点がいくつもあることがわかりました。
  • 子どもたちの意欲とも絡めながら,どう教えていくべきなのか,改めて考え直すことができました。
  • 何が大切なのか,何を伝えたいのかということを考えながら,道徳の授業をつくっていくことが大切だと思いました。
  • 中心発問についても,実際に取り組むことで,授業づくりのおもしろさを感じることができました。
  •  指導案づくりの終末では,余韻を持たせることで生徒の心に響かせ伝えるという方法がとても良いと思いました。
  • 今後,授業を行っていく上で,根本的な部分について,改めて学び直すことができました。授業において大切にしたい点を明確にし,来年度以降授業に臨みたいです。
  • 新学習指導要領のポイントを示していただけたので,とても参考になりました。優しい語り口調で,子どもに話すときの「話し方」という意味でも参考になりました。