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 教育学部では、3月5日(月)と16日(金)の2日間、LC-11教室において教員採用試験の2次試験対策に向けた「ウォーミングアップ講座」を開催いたしました。

 今回の講座は、教育学部の教員による面接でのポイント説明のほか、教員も参加したグループ討論を行いました。

 参加者からは、「自分にはない意見を聞くことができよかった」「考えが広がった」「一緒に頑張れる仲間をつくりたいと思った」など様々な意見が寄せられました。

今後もこのような講座を企画していく予定なので、興味のある方は是非参加してください。

【3月16日のウォーミングアップ講座の様子】

  

教育学部教員による説明

教員も一緒に参加したグループ討論

  

  

                    

  


 山梨大学教職大学院では、平成30年2月10日(土),「教育の新しい波に対応する教育実践のあり方」をテーマに教育実践フォーラムを開催しました。第16回となる今回のフォーラムには,県内外から約160名の方々に参加いただきました。 

 前半では,25名の教職大学院生が長期にわたる「学校・授業改善プロジェクト実習」などの成果に基づき,研究発表を行いました。
 参加者からは,「次期学習指導要領に対応した新しい手法について学ぶことができた」,「大変丁寧な研究や取り組みをコンパクトな時間に収めて発表され,大変分かり易く,自身の実践に生かせる参考となる内容であった」など、多くのご意見をいただきました。
 発表内容は「平成29年度教育実践研究報告書」としてまとめ、教育学部ホームページに掲載する予定です。 

         
      教職大学院生による研究発表            熱心に聞き入る参加者

 後半では,本教職大学院の長瀬慶來教授が,「英語教育の新展開―音声指導から文字指導へ―」というテーマで,小中高を一貫して音声指導と文字指導をどう現場で展開するか,さらには,特に小学校段階で音声から文字への指導を通じて読み書きにどうつなげていくかについて講演しました。専門的な知識だけではなく、先生の豊富な多面的教養を基に,分かり易い例を交えて,理論から実践につなげる有意義な内容をお話しいただきました。
 参加者からは,「言語の習得において,定着をさせていく上で,文字が鍵となることが講義の中で理解できた」,「小学校英語教育に留まらず,言語教育全般にわたってたくさんの示唆に富んだお話だった。また,英語教育全体の中でのコミュニケーションの位置づけもよく理解できた」など,たくさんの好意的な感想が寄せられました。

       
           長瀬教授による講演           講演後には花束が贈られました。

 次回、第17回教育実践フォーラムは、平成30年11月の秋に開催予定です。多くの方々のご参加をお待ちしております。


 教育学部附属中学校1年福永芽来(ふくながめぐ)さんが第2回大村智自然科学賞を受賞し、その表彰式が2月16日(金)に県庁で行われました。

 大村智自然科学賞とは、山梨県出身でノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんの功績をたたえ、県内の中学生・高校生等の理科・数学及びこれらに関連した分野に対する興味・関心や知的探究心をより一層高めるとともに、新しい才能や可能性を発見し、先端科学技術の発展に寄与できる人材の育成を図ることを目的として山梨県が創設した賞です。

 受賞した福永さんの研究課題は「庭に生える雑草の謎」で、その概要は次の通りです。

 小学校4年生のときに、庭の草刈りをしてもすぐに雑草が生えてくることから、雑草の生命力に興味を抱き、このテーマで自由研究を行った。中学校の自由研究で、この研究を深めるために追実験をしたところ、同じ条件にも関わらずうまく発芽しなかった。そこで、学校での学習内容を生かし、タンポポの根に焦点化して発芽や成長に必要な要素に着目し、研究仮説を立てて研究を行った。研究に必要となる装置を身近なペットボトルを活用するなど工夫を凝らし、約1ヶ月間にわたって観察を重ね、多くのデータを基に考察し、新たな知見を見いだした。

 表彰式で福永さんは「私は、大村先生の賞をもらったときに一番に感じた気持ちは、驚きでした。まさか、私の研究がこのような賞をもらえるとは思ってもいなかったので、とても嬉しく光栄に思います。しかし、この賞は、一人では取ることが出来なかったと思います。この研究に、気持ちの面や研究の面でも支えてくださった両親やレポートをまとめる際にアドバイスをいただいた先生方には本当に感謝しています。」とスピーチしました。

 また、大村先生からは「社会で貢献するために科学だけではなく、人の心を思いやれる人間になってほしい。そのための方程式を考えました。それは、科学+人格=社会貢献。このシンプルな方程式をぜひ覚えていただきたい」というメッセージをいただきました。

 福永さんの研究の指導・助言を行った森澤貴之教諭は、「福永さんの研究に対するひたむきな姿勢や諦めないで努力を続ける頑張りが今回の受賞という結果につながった。継続した研究をこれからも進めていき、更なる知見を増やしてほしい」と述べています。    


 大学院教育学研究科修士課程2年の上野隼さん(指導教員:藤原嘉文教授)が、国際芸術連盟主催第22回東京国際室内楽作曲コンクールにおいて、第2位(1位無し)を受賞しました。

 同コンクールは室内楽の領域とレパートリーを拡充し、優れた作品の普及振興を図る目的で開催されており、今回応募された24作品の中から最高位入賞となりました。

 受賞作品は《幽境に寄せる礼賛詩(日本の古い伝統芸能の主題による狂詩曲)》というタイトルで、フルート、ヴァイオリン及びピアノによる三重奏曲です。

 上野さんは、「この度はこの様な賞を頂いて光栄に思います。ご指導いただいた藤原先生には心より感謝申し上げます。本作品は山梨県に伝わる古い伝統芸能の旋律をテーマとし、それらを各要素に分解して、現代音楽作品として再構築したものです。これからも、この結果に慢心することなく精進していきたいと思います。」とコメントしています。

受賞した上野隼さん

受賞作品と楯

賞状


 平成30年2月21日(水)、山梨県立図書館2階の多目的ホールにおいて、教育学部第31回教育フォーラムを開催し、県内の教員、学生、教育委員会、また教育に関心のある市民の方々、約70名が参加しました。
 この教育フォーラムは、これまでは本学教育学部実践教育運営委員会が中心となり、教育全般に対する知見の伝播と共有を目的に毎年1回開催するものでしたが、今年度から年2回、山梨県教育委員会と共催することになりました。このことを踏まえ、今年度2回目となる今回は、昨年11月に山梨県教育委員会が作成した「やまなし教員等育成指標」に基づき、教育現場の先生が自己を評価し、資質能力の向上を努めるかをテーマに選びました。また、今回はコーディネーターを教育学部長の中村和彦先生が、当日の司会を同学部教授の廣瀬信雄先生が担当しました。
 フォーラムでは、はじめに山梨県総合教育センター所長の小川巌先生から、問題提起として「『やまなし教員等育成指標』と教員の資質能力の向上」と題し、育成指標の説明がされました。続いて、この問題提起に対する回答として、3名のパネリストから、OPPA論を使い、資質能力を向上していく方法が提案されました。
まず、OPPA論を研究されてきた立場から、「授業改善のための教育実践における教師の自己評価-OPPA論の自己評価論を中心にしてー」と題し、埼玉大学教育学部准教授の中島雅子先生からOPPA論を使った自己評価の方法が説明されました。次に、現場教員の立場から、「教師の意識改革を目指した研修とその方法ーOPPA論の活用を中心として 校内研修事例をもとにー」と題し、甲府市立甲府商業高等学校教頭の谷戸聡子先生から現場の研修事例を踏まえたOPPA論の活用方法の説明がされました。
 最後にまとめとして、OPPA論を体系化され、改良に尽力されてきた立場から、「OPPA 論の理論と実践ー指導および学習と評価の一体化を中心にしてー」と題し、山梨大学副学長の堀哲夫先生からOPPA論を使って、育成指標を踏まえ、教員の評価と資質能力の向上をしていくかの提案がされました。
 その後、参加者との質疑応答が行われました。参加者からは、OPPA論が有効であることを理解しつつも、使うことへの躊躇、使用した際の失敗談など、手法の導入や使用の難しさがあることを示す意見が聞かれました。それに対し、パネリストの先生からは、簡単に見えても、実際に行うためには基本と経験を大切にし、時間をかけて積み上げていくこと、また柔軟な姿勢が大切であるといった助言がされました。

 


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