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教育学部第31回教育フォーラム『教師の意欲変容を促す方法と実践 -OPPシートの検証をもとに- 』を開催しました。
2018.02.26

 平成30年2月21日(水)、山梨県立図書館2階の多目的ホールにおいて、教育学部第31回教育フォーラムを開催し、県内の教員、学生、教育委員会、また教育に関心のある市民の方々、約70名が参加しました。
 この教育フォーラムは、これまでは本学教育学部実践教育運営委員会が中心となり、教育全般に対する知見の伝播と共有を目的に毎年1回開催するものでしたが、今年度から年2回、山梨県教育委員会と共催することになりました。このことを踏まえ、今年度2回目となる今回は、昨年11月に山梨県教育委員会が作成した「やまなし教員等育成指標」に基づき、教育現場の先生が自己を評価し、資質能力の向上を努めるかをテーマに選びました。また、今回はコーディネーターを教育学部長の中村和彦先生が、当日の司会を同学部教授の廣瀬信雄先生が担当しました。
 フォーラムでは、はじめに山梨県総合教育センター所長の小川巌先生から、問題提起として「『やまなし教員等育成指標』と教員の資質能力の向上」と題し、育成指標の説明がされました。続いて、この問題提起に対する回答として、3名のパネリストから、OPPA論を使い、資質能力を向上していく方法が提案されました。
まず、OPPA論を研究されてきた立場から、「授業改善のための教育実践における教師の自己評価-OPPA論の自己評価論を中心にしてー」と題し、埼玉大学教育学部准教授の中島雅子先生からOPPA論を使った自己評価の方法が説明されました。次に、現場教員の立場から、「教師の意識改革を目指した研修とその方法ーOPPA論の活用を中心として 校内研修事例をもとにー」と題し、甲府市立甲府商業高等学校教頭の谷戸聡子先生から現場の研修事例を踏まえたOPPA論の活用方法の説明がされました。
 最後にまとめとして、OPPA論を体系化され、改良に尽力されてきた立場から、「OPPA 論の理論と実践ー指導および学習と評価の一体化を中心にしてー」と題し、山梨大学副学長の堀哲夫先生からOPPA論を使って、育成指標を踏まえ、教員の評価と資質能力の向上をしていくかの提案がされました。
 その後、参加者との質疑応答が行われました。参加者からは、OPPA論が有効であることを理解しつつも、使うことへの躊躇、使用した際の失敗談など、手法の導入や使用の難しさがあることを示す意見が聞かれました。それに対し、パネリストの先生からは、簡単に見えても、実際に行うためには基本と経験を大切にし、時間をかけて積み上げていくこと、また柔軟な姿勢が大切であるといった助言がされました。

 


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