片野耕喜教授(教育学部芸術文化教育講座)

※職名はインタビュー当時のもの

手塚治虫(故人:マンガ家)を尊敬、趣味はガーデニングと野菜作りで、身体が楽器なので毎日ストレッチと呼吸法は必ず30分はやっていて、さらに今はWii Fitに夢中とうい片野准教授にお話を伺いました。

身体が楽器というのは

声楽家ですから楽器は使いません。声が全てなので体調には凄く気を遣います。ですから、毎日ストレッチと呼吸法は30分から1時間はやっています。

また今はWii fitに夢中です。ヨガとかバランスは必ずします。後、ボクシングもやりますよ。やり過ぎですよって注意され時間を見ると20分くらいやっていたりします。これも、歌のための体力づくりですので仕事の一環ですね。

どうして夢中になったのですか

Wii Fitを作った人達のアイデアが凄いと思いました。ジョギングなんかちょうど良いテンポで走るようになっているので、テンポが違うと注意されたりします。ゲーム機とは思えません。作曲と似てるんですよ。

何もないところから新しいものを作りだす。

そういう人に対して凄く尊敬しています。このゲーム機・ゲーム機と言うより私にとっては健康管理の手助けをしてもらっている相棒と言えるかもしれませんね。

声楽はいつ頃から始められたのですか

小学校2年生ころからピアノ、歌はその前からやっていました。小さい頃はせっかちで落ち着きのない子でした。決断力が早く、行動も早かったので他の人のやることが遅くて、遅くて気になってしかたが無かったのです。それに吃音がひどく言葉が上手に出なかったこともあって協調性に欠けているようにも見えたのでしょう、母親が心配して声楽というより歌の勉強をさせたんです。

音楽療法のひとつなんですが、歌をやると吃音が無くなります。おなかから声を出してますから、歌っているときは大丈夫なんです。普通落ち着きがないと、習字とかを習わせるのですが、うちの母親は歌が好きだったので習わせたようですね。変に思われるかもしれませんが、高校生の時にみんなが予備校に行くのに、私は声楽のレッスンを受けに行っていました。

声楽をされていたのに大学は教員養成課程の出身ですよね

そうです。父親が教員で身近に感じていたし、尊敬もしていたので教員になりたいと思い進んだのです。教員養成に進んだからといって音楽が出来なくなることはありません。ここでの音楽も別の意味で楽しいですよ。
例えば山梨大学で音楽教育を専攻している学生さんを例にとると、1人の先生で十数人もの生徒のレッスンをする音大とは違って、1人の先生が6人くらいの学生さんに対応することができるのです。

それから、音楽以外の先生方の講義もたくさん受けなければなりませんので、勉強することが多く楽しかったですよ。

どうして歌なのですか

やったことのある人でないと解らないかもしれませんが、自分の身体ひとつで自己表現が出来るということが楽しいのです。人前で自分をさらけ出すのが病みつきになります。生きているって実感するんですよ。ほとんどの人は、周りの人から注目を浴びるのが 生まれたとき・結婚式・死んだとき だと思います。ですが、歌っているときは自分だけを見てもらえます。これが楽しいのです。

話題からそれるかもしれませんが、歌を含めて演奏が上手な人はオーラがありますよね。顔の表情が良く、立ち振る舞いにも気品があります。でも、そうでない人の演奏を拝見しますと、集中出来てないからかもしれませんが美しくないんですよ。オーラの欠片もありません。音楽も美の追究は必要だと思います。

学生さんがやってはいけないことは

勉強時間以上のサークルとアルバイトです。今の大学は「ところてん方式」で卒業は出来ないのに、どうして勉強以外の時間を重要視するのか解りません。私は音楽においては勉強することがとても多いと考えていますから、どうして勉強しないのか理解できなのです。

ドイツに留学していましたが、ドイツにはサークル活動と言うことが無いのです。特に音楽のサークルというものはありませんでした。ですから、日本にサークル活動があることが不思議でしかたがありません。

大学生に一言

ともかく国外に出ていろいろな人と接して欲しいですね。ですが、ツアーはダメですよ。出来ればホームステイがいいのですが難しいですかね。

日本で変な外人がいるってよく言われますが、外から見ると日本人が変であることが多いです。外国人は周りとのつながりを意識していますが、日本人は協調することの意識が強すぎると思います。日本を知るためにも国外に出て欲しいですね。

高校生に何かありませんか

受験勉強が大変だと思いますが、健康が最も大切ですよ。体調を崩して好きな音楽が出来ない人をたくさん見てきました。健康は親から送られた最高の贈り物です。この贈り物に感謝して欲しいですね。

何度も言いますが、健康であって初めていろんなことが出来ます。体調管理には十分気をつけてください。
つねに体をケアして、息抜きをするコツを学んで!

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