■歴史
本「赤レンガ館」は、明治42(1909)年4月、歩兵第四十九連隊(通称甲府連隊)の糧秣庫(食料庫)として使用が開始されました。第2次大戦後、昭和24(1949)年12月に第四十九連隊跡地は山梨大学学芸学部附属小学校・中学校用地となり、他の建物が取り壊されたのちも本建物は附属中学校舎の一部として使用されてきました。平成10(1999)年、大雪のため建物の一部が破損したのを契機に保存の気運が高まり、耐震工事を施したうえ平成14(2002)年、山梨大学教育人間科学部「赤レンガ館」として当時の面影を残したまま改修されました。
■特徴
明治41(19・8)年建設された、間口5間・奥行2間・面積100坪の煉瓦造り平屋建て建築です。外壁は、当時としては珍しい「オランダ租み」の組み構造で、甲州煉瓦製造の赤煉瓦を用いてあります。そのほか、アーチ式の戸口、窓、木軸組トラス構造と日本瓦葺きの屋根を特徴とする、明治期の洋風建築で山梨県内に現存する長大規模の煉瓦造建造物です。
■役割
「赤レンガ館」は山梨大学教育人間科学部の学術諸分野と連携して、教育及び研究活動の実践と質的向上を図る場として使用することを目的としています。また、各種展覧会や催し物を通じて、教育実践と世代を越えた地域のコミュニティーの拠点として生涯学習社会への対応や学校・家庭・地域社会の連携の場ともなることも目指しています。
■常設展
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